左端ひだりはし)” の例文
クラネクは細君さいくんと小供をそのへやに残しておいて、ベルセネフといっしょに主翁ていしゅいて往った。主翁は二人を廊下へ待たしておいて、ランプをかまえ、それを持って家の左端ひだりはしに続いたその室へ往った。
警察署長 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)