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望生
読み方 | 割合 |
ぼうせい | 83.3% |
ばうせい | 16.7% |
三十七
年九
月十四
日、
幻翁望生の
二人と
共に
余は
馬籠に
行き、
茶店に
荷物や
着物を
預けて
置き、
息子を
人夫に
頼んで、
遺跡に
向つた。
右端を
玄子。それから
余。それから
幻翁。それから
左端を
望生。これで
緩斜面を
掘りつゝ
押登らうといふ
陣立。
徳利形のは、
水谷氏も
同形を三
箇、
我が
望生も
前後四
箇を
出して
居る。それと
同形式であるから、
疑う
事はないが、
他の二
箇は、
如何も
怪しい。
土方の
説明は
點頭し
得られぬのであつた。
現にである、
最初に
加瀬から
望生が
破片を
持つて
來た
時も、
彌生式とは
思はなかつた
位ゐであるから、
小破片を
一寸拾つた、
其時に
於て、
普通のと
思はれたのではあるまいかといふ
疑ひを