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望外
ふりがな文庫
“望外”の読み方と例文
読み方
割合
ぼうがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうがい
(逆引き)
身心
流暢
(
りゅうちょう
)
して苦学もまた楽しく、したがって教えしたがって学び、学業の上達すること、世人の
望外
(
ぼうがい
)
に出ず。その得、三なり。
学校の説:(一名、慶応義塾学校の説)
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
しかも、その家へ呼ばれて
御馳走
(
ごちそう
)
になったり、二三日間朝から晩まで懇切に連れて歩いて貰ったり、
昔日
(
せきじつ
)
の
紛議
(
ふんぎ
)
を忘れて、
旧歓
(
きゅうかん
)
を暖める事ができたのは
望外
(
ぼうがい
)
の
仕合
(
しあわせ
)
である。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
先生
速
(
すみやか
)
に
肯諾
(
こうだく
)
せられ、
纔
(
わず
)
か一日にして左のごとくの
高序
(
こうじょ
)
を
賜
(
たま
)
わりたるは、実に予の
望外
(
ぼうがい
)
なり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
望外(ぼうがい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“望外”の意味
《名詞・形容動詞》
望んでいたものより良いこと。またそのさま。
(出典:Wiktionary)
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“望”で始まる語句
望
望月
望遠鏡
望楼
望生
望蜀生
望蜀
望見
望陀
望之
“望外”のふりがなが多い著者
木村芥舟
福沢諭吉
佐々木邦
久生十蘭
夏目漱石
吉川英治