“望月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もちづき92.0%
ぼうけつ4.0%
モチヅキ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ござんせん」がイヤに「ござんせん」れがして甘ったるい。寄席よせ芸人か、幇間たいこもちか、長唄つづみ望月もちづき一派か……といった塩梅あんばいだ。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
望月ぼうけつだから、きっと、吉っちゃんと丹羽さんなんでしょう」
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
能楽の獅子舞には、本式に、赤頭アカガシラ獅子口シヽグチオモテをつけて出る石橋シヤクケウと、望月モチヅキ内外詣ウチトマウデのやうに、仮面の代りに扇をかづき、赤頭をつけるのとがある。
獅子舞と石橋 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)