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紛議
ふりがな文庫
“紛議”の読み方と例文
読み方
割合
ふんぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぎ
(逆引き)
しかも、その家へ呼ばれて
御馳走
(
ごちそう
)
になったり、二三日間朝から晩まで懇切に連れて歩いて貰ったり、
昔日
(
せきじつ
)
の
紛議
(
ふんぎ
)
を忘れて、
旧歓
(
きゅうかん
)
を暖める事ができたのは
望外
(
ぼうがい
)
の
仕合
(
しあわせ
)
である。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
民衆のそういう感覚は、眼に見ない
政廟
(
せいびょう
)
のことではあるが、たいがい当らずといえども遠くないところを
覚
(
さと
)
っていた。事実、その
紛議
(
ふんぎ
)
は、幾日も城内で繰り返されていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曾
(
かつ
)
て
寺内内閣
(
てらうちないかく
)
の
議會
(
ぎくわい
)
で、
藏原代議士
(
くらはらだいぎし
)
が
總理大臣
(
そうりだいじん
)
から「ゾーバラ
君
(
くん
)
」と
呼
(
よ
)
ばれて
承知
(
しやうち
)
せず、「これ
猶
(
な
)
ほ
寺内
(
てらうち
)
をジナイと
呼
(
よ
)
ぶが
如
(
ごと
)
し」と
抗辯
(
かうべん
)
して一
場
(
ぜう
)
の
紛議
(
ふんぎ
)
を
釀
(
かも
)
したことがあつた。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
紛議(ふんぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
紛
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
議
常用漢字
小4
部首:⾔
20画
“紛”で始まる語句
紛
紛失
紛々
紛糾
紛紜
紛擾
紛乱
紛失物
紛雑
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