“ぼうがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ボウガイ
語句割合
妨害45.8%
望外29.2%
妨碍25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういって、うまちかづきました。馬子まごは、同情者どうじょうしゃがあらわれると、交通こうつう妨害ぼうがいとなって、しかられるのをおそれたけれど、いくぶんか大胆だいたんになりました。
道の上で見た話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかも、その家へ呼ばれて御馳走ごちそうになったり、二三日間朝から晩まで懇切に連れて歩いて貰ったり、昔日せきじつ紛議ふんぎを忘れて、旧歓きゅうかんを暖める事ができたのは望外ぼうがい仕合しあわせである。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それのみならず、ここで喧嘩をしてしまうと、それだから素人には困るとかいう口実を彼らにあたえて、今後も直接間接に局外者の脚本上演の妨碍ぼうがいになる。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)