“人夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんぷ90.9%
たこ4.5%
ひとづま4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十七ねんぐわつ十四幻翁げんおう望生ぼうせい二人ふたりとも馬籠まごめき、茶店ちやみせ荷物にもつ着物きものあづけてき、息子むすこ人夫にんぷたのんで、遺跡ゐせきむかつた。
ああ此の一夏中 人夫たこの労働は待ち構えてる
章魚人夫 (新字新仮名) / 広海大治(著)
筑波つくばの歌垣のように、夜もすがらの神前かみまえで、かがりも焚かず、他の人妻と他の人夫ひとづまが、闇の香を、まさぐり合う祭りに似た風習など、この豊田郡、相馬郡の辺りにも、広く行われていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)