“じんだて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
陣立83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いったい、竹竿とか、棒切とか、砂利とかをつかって、そんな陣立じんだてをしたのは誰の考えなんだ。」
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
とんぼぐみの隊伍は、そのまましずかに進んで、ころあいなところで、鳥雲ちょううんじんにくずれ、また魚鱗ぎょりんかたちにむすび、しきりと厳重げんじゅう陣立じんだてもうとくふうしているようすであったが
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
衛霊公、じんだて(陣)を孔子に問う。孔子こたえて曰く、俎豆の事は則ち嘗て聞けるも、軍旅の事は未だ学ばずと。明日つい(去)る。(衛霊公、一)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)