“陣輿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんごし66.7%
じんかご33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平井山の牙営がえいから戦線四里にわたる寄手の支営を、黒田官兵衛は、たえず陣輿じんごしに乗って、見廻っていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と告げ、きのうは陣輿じんごしだったが、今朝は馬上で、風雨の中をもう真ッ先に急いでいた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
有馬の池の坊へ、陣輿じんかごが着いた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)