“しおみず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮水37.5%
塩水20.8%
汐水16.7%
鹽水16.7%
鹹水8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとおりに潮水しおみずを浴びて風に吹かれておりますと、からだじゅうの皮がこわばって、こんなにびりびりけてしまいました
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
それではくずれてしまうと思ったものが、塩水しおみずによくひたしてから焼くようにと教えたという話しかたもある。「打たぬ太鼓の鳴る太鼓」などは何処どこにもない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そうしてたった一つ持っておりました粗末な懐中鏡を帯の間から取り出しまして自分の顔とお別れを致しますと、青々と満ちております汐水しおみずの中に投げ込みました。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それを水で洗ったりしないで、そのままお皿にのせて、海の水ぐらいの辛さの鹽水しおみずをつくって、イカの上にぶっかけて、そのお皿を、どこか冷たい場所に、十時間ぐらいおいておくのだよ。
智恵の一太郎 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
鹹水しおみずにもけるとか云って大連でくれた豆石鹸まめシャボンでも、行李こうりの底から出せばよかったと思った。風呂場も風呂おけも小さいものである。その上下女が出て来て背中を流してくれる。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)