“塩水”のいろいろな読み方と例文
旧字:鹽水
読み方割合
しおみず83.3%
しほみづ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「じっとしていた。ぼくうちかえって、すぐに塩水しおみずれてみたけれど、んでいたよ。」と、こう一は、いいました。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
それではくずれてしまうと思ったものが、塩水しおみずによくひたしてから焼くようにと教えたという話しかたもある。「打たぬ太鼓の鳴る太鼓」などは何処どこにもない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
得意にも見えなければ、失意にも思はれない様子は、う云ふ生活にいて、海月くらげうみたゞよひながら、塩水しほみづからく感じ得ない様なものだらうと代助は考へてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)