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汐水
ふりがな文庫
“汐水”の読み方と例文
読み方
割合
しおみず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおみず
(逆引き)
「越前へ、この湖を切割すれば、湖水の水はみんな海へ落ちて、その代りに
汐水
(
しおみず
)
が湖水へいっぱいになる」
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そうしてたった一つ持っておりました粗末な懐中鏡を帯の間から取り出しまして自分の顔とお別れを致しますと、青々と満ちております
汐水
(
しおみず
)
の中に投げ込みました。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
廊下の
暖簾
(
のれん
)
の間から舞台の方の幕の動くのも見える。
樽屋
(
たるや
)
のおばさんの娘をそういう暖簾のかげに見つけるのは丁度
汐水
(
しおみず
)
の中に海の魚を置くほど似合わしくもある。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
汐水(しおみず)の例文をもっと
(4作品)
見る
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“汐”で始まる語句
汐
汐留
汐時
汐風
汐干
汐干狩
汐汲
汐入
汐路
汐鳴
“汐水”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
島崎藤村
夢野久作