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鈿
ふりがな文庫
“鈿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんざし
66.7%
ウズ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんざし
(逆引き)
金製の
紡錘
(
つむ
)
でつついて怒らせ噛ましたといひ、第三の説によると
空洞
(
うつろ
)
になつた
鈿
(
かんざし
)
の中に毒を入れて常に髪に挿して居て、其の毒を仰いで死んだといふのである。
毒と迷信
(新字旧仮名)
/
小酒井不木
(著)
平生も
眉間
(
みけん
)
へ
鈿
(
かんざし
)
をさげているので、気をつけてみると眉間に
傷痕
(
きずあと
)
があります、聞きますと、三つの歳に
乳母
(
うば
)
に抱かれて市中を歩いていて、狂賊に刺されたといいますから、乳母の容貌を聞きますと
涼亭:――序に代へて――
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鈿(かんざし)の例文をもっと
(2作品)
見る
ウズ
(逆引き)
此木を
鈿
(
ウズ
)
に挿して、正月の祝福をしたのであつた。此は、山人のするやまかげ・やまかづらの一つだつたのである。ほよともふゆとも言うたからの懸け詞で、なづと撫づとをかけたと等しい。
ほうとする話:祭りの発生 その一
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鈿(ウズ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鈿
漢検1級
部首:⾦
13画
“鈿”を含む語句
螺鈿
天鈿女命
螺鈿鞍
鈿女
天鈿女
優鈿
天鈿目命
花鈿
螺鈿彫
螺鈿擬
螺鈿櫃
鈿女命
鈿目命
銀鈿
鏤金螺鈿
“鈿”のふりがなが多い著者
小酒井不木
折口信夫
田中貢太郎