“兵主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヒヤウズ75.0%
ひやうず25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穴師兵主ヒヤウズ神は、あちこちに分布したが、皆水に交渉が深い。山人の携へて来るものが、山づとと呼ばれて、市日に里人と交易せられた。
ひようすべと言ふ名も、穴師兵主ヒヤウズ神に関係するらしく、播州に因達イタテ兵主神のあるのは、風土記にある、穴師神人の移動布教によるものらしい。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
兎に角兵主神社といふものは八千矛の神だから兵主といつたのでなくして、之に限つて何とか難かしい古い日本語の名を呼ばずに、延喜式の時代から音で兵主ひやうず神社と呼んで居ります。
近畿地方に於ける神社 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)