“イ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
10.2%
8.5%
8.5%
6.8%
5.1%
5.1%
5.1%
5.1%
5.1%
3.4%
(他:22)37.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
——リョウヤ不才、計ヲ問イ、ハカリゴトヲ求ム、皆君ガ神算ニヅ。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
湯と言えば、温湯を思うようになったのは、「づるゆ」からである。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
コレ、大漢ノ建安十五年。南陽、諸葛亮ショカツリョウ、謹ンデサイヲ大都督公瑾周府君コウキンシュウフクンノ霊前ニ致シテウ。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昂然コウゼントシテ左右ヲカエリミ、松紋ショウモン廂宝ソウホウノ剣ヲ手ニカケテウ。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神と、其祭りの為の「ニヘ」として飼はれてゐる動物と、氏人と、此三つの対立の中、生け贄になる動物を、軽く見てはならない。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あゝあの歌が、胸にカヘつて來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
含羞ガンシュウ、オノレノヒャクウツクシサ、イチズ、高円寺コウエンジウロウロ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
御懸念ゴケネン一掃イッソウノオ仕事シゴトシテラレルナラバ、ワタクシナニオウ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
其亡ガラは、大和の国を守らせよ、と言ふ御諚ゴヂヤウで、此山の上、河内から来る当麻路の脇におけになりました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其亡き骸は、大和の國を守らせよ、と言ふ御諚で、此山の上、河内から來る當麻路タギマヂの脇におけになりました。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
乳母オモよ。この糸は、蝶鳥の翼よりも美しいが、蜘蛛クモより弱く見えるがよ——。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
乳母オモよ。この絲は、蝶鳥の翼よりも美しいが、蜘蛛のより弱く見えるがよ——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
をゝさうだ。伊勢の国に居られる貴い巫女ミコ——おれの姉。あのお人が、おれを呼びけに来ている。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おれはきた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ファルヤマも、百合ユーリ花盛ファナサカリーイ、きすゅるソーデニオのしおらしや……」
骨仏 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……群鳥の わが群れなば 引け鳥の 我が牽けなば、哭かじとは 汝は云ふとも、山門ヤマト一本薄ヒトモトスヽキ ウナカブし 汝が哭かさまく、朝雨の さ霧に彷彿タタむぞ。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
当麻語部とかつた蠱物マジモノ使ひのやうな婆が、出しやばつての差配が、こんな事を惹き起したのだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ッテ之ヲ行ウヲ士大夫シタイフウ——と古人が申したのもその理ではございますまいか
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一、新字ノ頭ニ、※アル者ハ、頭ノ語ナリ、他ノエ、イ、※、ユ、モ頭ノ語ニシテ、※アル者ハ、以下ノ単字頭ト知ルベシ。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
言吾者都岐奉ツキマツレ于倭之青垣東山上
アア、サウデスカ? ワタシハ玉子ハリマセン。——春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
サンズレバ春風シユンプウリテ洛城ラクジヤウツ……
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
溯つて考へれば、ひゝなの一つのモノであつた。
(三)此表現法は、美的仮象を分解して、空想的と感覚的との両写象にして仕舞つては、完全な内容を形くることの出来ぬ者、即主観客観の融合した者と、主観客観を超越した者とを併せていふので、名称に稍不穏当な処あるが、シバラく絶対的といふ名称の下にるゝことゝした。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
いは接頭語だ、などと考へてゐる人もある位だが、之には「安寝ヤスイしなさぬ」といふ語もあれば、「る」といふ形もある。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
麁玉アラタマ伎倍キベのはやしに名を立てゝ、行きつましゞ。先立サキダたに
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
課長はその悪漢どもを叩きのめすような手附きで、オイと体操を続けていった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ヌル二十八日、甲館落去、勝頼殿ニハ生害シヤウガイアリ。一門ノ面々ニモ或ハジユンジ或ハ降人トナリ、甲州中府スデニ定マル。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「我レ東ヲチシヨリ、茲ニ六年ニナリヌ、又天皇ノリテ、兇徒キョウトコロサレヌ。」と、後世つくられた、いわゆる「建国の詔」に、その事が明らかにされてある。
哥人とあらむ者きたなくする目をよくさまし、此に憤りをオコし、思ひを凝して、よみ口のホコサキスルドにし、其事に随ひ、其物に因り、彼方此方のきらひなく
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
また、道誉にすれば「——将ヲムトスレバ馬ヲ」であった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
葛西善蔵先生カサイゼンゾウセンセイハ、旦那芸ダンナゲイウテフカ苦慮クリョシテマシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
あがりましぬ。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
早稲の贄を饗応する為のみだから、「贄へ斎み」の義で、にひなめ・にふなみ・にへなみ・にはなひなど言うたのである。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
避りまつりし故は其八十神各々稲羽イナバ八上比売ヤガミヒメヨバわんの心ありて、共に稲羽に行きける時に、大穴牟祖神にフクロを負わせ、従者トモとしてて往きき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
へんば(みっちゃの一名。南区船場の口合ひ)火事て、みっちゃくちゃ(むちゃくちゃを綟る)に焼けた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
もの思ふと ねず起きたる朝明アサケには わびて鳴くなり。庭つ鳥さへ(万葉集巻十二)
鶏鳴と神楽と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
後ニテ聞ケバ、柴田方ノ戸波隼人トテ由々ユユシキ豪ノ者ナリシ由ニテ、其時ノ一番槍トモハレタレ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先祖の村々で、予め考へる事の出来る時間があるとしたら、作事サクジはじめの初春かられに到る一年の間であつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『万葉集』巻十二に「いぶせくも」という語を「馬声蜂音石花蜘蟵クモ」と書いてあって、「馬声」をイに宛て、「蜂音」をブに宛てたのをみれば、当時の人々は、蜂の飛ぶ音をブと聞いたと共に、馬の鳴声をイの音で表わしていたのである。
駒のいななき (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
諸〻の聖者はかの諸〻の光の中にて飛びつゝ歌ひ、相寄りて忽ちデイ忽ち忽ちエルレの形を作れり 七六—七八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
イエルサレムメの跛者あしなへの善は一のにてしるされ、一のエムメはその惡の記號しるしとなりて見ゆべし 一二七—一二九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)