“寝(イ)” の例文
旧字:寢
いは接頭語だ、などと考へてゐる人もある位だが、之には「安寝(ヤスイ)しなさぬ」といふ語もあれば、「寝(イ)を寝(ヌ)る」といふ形もある。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此木を樹てると、魂が留まると信じて居たのであらう。其が「伎倍(キベ)のはやし」であると思ふ。「寝(イ)を先だゝに」は、そんな所ではやしの行事をして居ないで、早く村へ入つて了へ。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
麁玉(アラタマ)の伎倍(キベ)のはやしに名を立てゝ、行き敢(カ)つましゞ。寝(イ)を先立(サキダ)たに
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)