“苦慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりょ50.0%
くるしみ20.0%
おもい10.0%
おもひ10.0%
クリョ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何とかして心を慰め気を晴らさせる術もあらばと苦慮(くりょ)していた矢先たまたま佐助が彼女と趣味を同じゅうすることを知ったのである。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
世に栄え富める人々は初霜月の更衣(うつりかえ)も何の苦慮(くるしみ)なく、紬(つむぎ)に糸織に自己(おの)が好き好きの衣(きぬ)着て寒さに向う貧者の心配も知らず、やれ炉開きじゃ、やれ口切りじゃ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
源太胸には苦慮(おもい)あれども幾らかこれに慰められて、猪口(ちょく)把(と)りさまに二三杯、後一杯を漫(ゆる)く飲んで、汝(きさま)も飲(や)れと与うれば、お吉一口、つけて、置き、焼きかけの海苔(のり)畳み折って
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
源太胸には苦慮(おもひ)あれども幾干(いくら)か此に慰められて、猪口把りさまに二三杯、後一杯を漫(ゆる)く飲んで、汝(きさま)も飲(や)れと与ふれば、お吉一口、つけて、置き、焼きかけの海苔畳み折つて、追付三子(さんこ)の来さうなもの
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
石坂氏(イシザカシ)ハダメナ作家(サッカ)デアル。葛西善蔵先生(カサイゼンゾウセンセイ)ハ、旦那芸(ダンナゲイ)ト言(イ)ウテ深(フカ)ク苦慮(クリョ)シテ居(イ)マシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)