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苦慮
ふりがな文庫
“苦慮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くりょ
50.0%
くるしみ
20.0%
おもい
10.0%
おもひ
10.0%
クリョ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くりょ
(逆引き)
何とかして心を慰め気を晴らさせる術もあらばと
苦慮
(
くりょ
)
していた矢先たまたま佐助が彼女と趣味を同じゅうすることを知ったのである。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
苦慮(くりょ)の例文をもっと
(5作品)
見る
くるしみ
(逆引き)
世に栄え富める人々は初霜月の
更衣
(
うつりかえ
)
も何の
苦慮
(
くるしみ
)
なく、
紬
(
つむぎ
)
に糸織に
自己
(
おの
)
が好き好きの
衣
(
きぬ
)
着て寒さに向う貧者の心配も知らず、やれ炉開きじゃ、やれ口切りじゃ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
苦慮(くるしみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おもい
(逆引き)
源太胸には
苦慮
(
おもい
)
あれども幾らかこれに慰められて、
猪口
(
ちょく
)
把
(
と
)
りさまに二三杯、後一杯を
漫
(
ゆる
)
く飲んで、
汝
(
きさま
)
も
飲
(
や
)
れと与うれば、お吉一口、つけて、置き、焼きかけの
海苔
(
のり
)
畳み折って
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
苦慮(おもい)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おもひ
(逆引き)
源太胸には
苦慮
(
おもひ
)
あれども
幾干
(
いくら
)
か此に慰められて、猪口把りさまに二三杯、後一杯を
漫
(
ゆる
)
く飲んで、
汝
(
きさま
)
も
飲
(
や
)
れと与ふれば、お吉一口、つけて、置き、焼きかけの海苔畳み折つて、追付
三子
(
さんこ
)
の来さうなもの
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
苦慮(おもひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
クリョ
(逆引き)
石坂氏
(
イシザカシ
)
ハダメナ
作家
(
サッカ
)
デアル。
葛西善蔵先生
(
カサイゼンゾウセンセイ
)
ハ、
旦那芸
(
ダンナゲイ
)
ト
言
(
イ
)
ウテ
深
(
フカ
)
ク
苦慮
(
クリョ
)
シテ
居
(
イ
)
マシタ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
苦慮(クリョ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“苦慮”の意味
《名詞》
苦 慮(くりょ)
苦労しながらさまざまなことを考慮すること。思い悩むこと。考えあぐねること。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
検索の候補
潜心苦慮
焦思苦慮
“苦慮”のふりがなが多い著者
幸田露伴
吉川英治
谷崎潤一郎
太宰治