“維也納”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウインナ66.7%
ウヰンナ16.7%
ウイン8.3%
ウィーン8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて暫(しばら)くまどろんだと思ふ時分に頸(くび)の処に焼けるやうな癢(かゆ)さを覚えて目を醒(さ)ました。私は維也納(ウインナ)以来の屡(しばしば)の経験で直ぐ南京(ナンキン)虫だといふことを知つた。
南京虫日記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
墺太利(オーストリー)にモツアルトといふ音楽家があつた。ある日の事維也納(ウヰンナ)の市街(まち)をぶらついてゐると、変な姿(なり)をした乞食がひよつくり眼の前に現れた。
維也納(ウイン)ならば Messe(メツセ) のやうな大きな市を除き、それから Prater(プラーテル) のやうな遊び場所を除けば、日曜に働くのは猶太(ユダヤ)族の仕業だぐらゐにおもふのであつた。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それは維也納(ウィーン)のある博士が、ある医師会の席場に試みた、終焉(しゅうえん)に関しての講演の筆記であった。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)