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納
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をさめ
ふりがな文庫
“
納
(
をさめ
)” の例文
盃
(
さかづき
)
を
納
(
をさめ
)
るなり
汽車
(
きしや
)
に
乗
(
の
)
つて
家
(
いへ
)
を
出
(
で
)
た
夫婦
(
ふうふ
)
の
身体
(
からだ
)
は、
人間
(
にんげん
)
だか
蝶
(
てふ
)
だか
区別
(
くべつ
)
が
附
(
つ
)
かない。
遥々
(
はる/″\
)
来
(
き
)
た、と
言
(
い
)
はれては
何
(
なん
)
とも
以
(
もつ
)
て
極
(
きまり
)
が
悪
(
わる
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「その氣なら、遠慮のないところを訊きますが、第一、殺された
納
(
をさめ
)
さんを怨んでゐる者はありやしませんか」
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
納
(
をさめ
)
ずやと
斯
(
かゝ
)
る
節
(
をり
)
にも老功なれば物に動ぜず
理非
(
りひ
)
明白
(
めいはく
)
演
(
のべ
)
て
諭
(
さと
)
せし父が
言葉
(
ことば
)
にお光はやう/\承知して
刄
(
やいば
)
の
血
(
のり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「それぢやお前さんは、太田屋の御主人の妹の
納
(
をさめ
)
さんと言ひなさるのか。大層綺麗な人と聽いたが——」
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
納
(
をさめ
)
てその
跡
(
あと
)
が八十四五
俵
(
へう
)
程も取入ます
大凡
(
おほよそ
)
家邸
(
いへやしき
)
五百兩諸道具が三百兩餘り
抱
(
かゝ
)
への遊女が十四五人是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
「でも、あの伊三郎といふ人の氣は知れません。
納
(
をさめ
)
さんを追ひ廻したり、それから、それから——」
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
押拭
(
おしぬぐ
)
ひ
鞘
(
さや
)
に
納
(
をさめ
)
て
腰
(
こし
)
に
帶
(
おぶ
)
れば父は
再度
(
ふたたび
)
此方
(
こなた
)
に向ひ此家に長居する時は
眞夜中
(
まよなか
)
なりとも如何なる人に知れて
繩目
(
なはめ
)
の
恥
(
はぢ
)
を受んと言も計られねば早く立去り
支度
(
したく
)
をしてと云にお光も心得て父
諸共
(
もろとも
)
に家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
“納”を含む語句
維納
結納
嘉納
受納
納所
納涼
出納
維也納
納受
納屋
納豆
見納
中納言
帰納的
納経
御結納
納物
取納
納戸
納得
...