“納(いれ)” の例文
思想の発達せぬ生(なま)若い者の感情、追付(おっつけ)変って来るには相違ないと殿様の仰せ、行末は似つかわしい御縁を求めて何(いず)れかの貴族の若公(わかぎみ)を納(いれ)らるゝ御積り
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
虎膏は狗噛瘡を治し、下部に納(いれ)れば痔病で血下るを治し、内服せば反胃(かく)を治し、煎消して小児の頭瘡白禿(しらくも)に塗ると『本草』に見ゆ。宜(よろ)しく行(や)って見なさい。だが虎膏は皮より一層むつかしい尋ね物だ。