“ぺき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもわたし二黒じこくだから二つ下で勘定が仕易いからさ、そんならあなたは三ぺきだワ、そうおわかいのねえ廿一ですねと、貞之進の顔を新しそうに見たのは、年より老けて居るとでも思ったことか
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
これで梁山泊四道の見張りはまず充分だろうから、次には、この宛子城えんしじょうそのものの大手、中木戸、内門の三ぺきを堅固にする案だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
更に、この御隠居には、妙な一ぺきがあって、微行しのびで、歩く時など、自分で自分の鼻をつまみ、少し反り身になったと思うと
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)