“づゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
96.9%
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その鰹船かつをぶねひとづゝこの器械きかいそなけるやうになつたら、莫大ばくだい利益りえきだつてふんで、此頃このごろ夢中むちゆうになつて其方そのはうばつかりにかゝつてゐるやうですよ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「去年申上候塙書之事はなはしよのこと大事之事也。ねがはくは御帰城之便に二三巻づゝ四五人へ御託し被下候慥に届可申候。必々奉願上候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
よつ三升みます目印めじるし門前もんぜんいちすにぞ、のどづゝ往来わうらいかまびすしく、笑ふこゑ富士ふじ筑波つくばにひゞく。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)