“あだか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
89.8%
8.2%
安宅2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんためわたしだの、そらここにいるこの不幸ふこう人達ひとたちばかりがあだか献祭けんさい山羊やぎごとくに、しゅうためにここにれられていねばならんのか。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
不必要ふひつえう勿論もちろん左樣さやう』と王樣わうさま口早くちばやつて、ほも低聲こゞゑ獨語ひとりごとまをされました、『不必要ふひつえう——不必要ふひつえう——不必要ふひつえう——不必要ふひつえう——』とあだかことばもつと發音はつおんされるかを試驗しけんするやうに。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
安宅あだかの関をすぎ、倶利伽羅峠をこえて、越中に入り、水橋川を渡つた——といふ史話がある。
念仏の家 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)