“つヽ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かならずふか子細しさいありて尋常なみならぬおもひを振袖ふりそでつヽひとなるべし、さてもゆかしやそのぬばたま夜半よはゆめ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
れにはらぬおやむかし、かたるまじきことれもめ、父君ちヽぎみさらなり母君はヽぎみにもいへはぢとてつヽむを、かせまゐらするではなけれど、一しやうに一打明うちあものがたり、きいたまはれ素性すじやう
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
不幸ふかう由來もとさとめて、ちヽこひはヽこひしの夜半よはゆめにも、かぬさくらかぜうらまぬひとりずみのねがかたくなり、つヽむにもれ素性すじやうひとしらねばこそ樣々さま/″\傳手つてもとめて、香山かやま令孃ひめくるしく
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)