くるま)” の例文
老婆や新一が思いだして覗いてみると敷きっぱなしにしてある夜具の中にくるまっていたり、時とすると夜具の上に腹這いになって何か独言を云っていることもあった。
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)