“総括”のいろいろな読み方と例文
旧字:總括
読み方割合
そうかつ50.0%
そうくく33.3%
たばね16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえって、幸福でない例を見ても、総括そうかつした民心というものにも、艱難する時代と、共栄謳歌きょうえいおうかする時代と、こもごもの起伏があっていい。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて雷横の前へ盆が廻ってくると白玉喬は、いちだん愛想よく腰をかがめ、残り物には福、お大尽だいじん様は総括そうくくり、ヘイ一つおはずみをとうながした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
マアマアおっしゃいますことやら。知行所の総括たばね嘉右衛門へ値をよく売るのだとおっしゃって、ご秘蔵の喜撰様を箱ながらお持ちになったではござりませぬか
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)