“そうかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
総括60.0%
綜括20.0%
総轄20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここいらで前段に述べた事を総括そうかつしておいて、それから先へ進行しようと思います。(一)吾々は生きたいと云う念々ねんねんに支配せられております。意識の方から云うと、意識には連続的傾向がある。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この反歌は、金銀珠宝も所詮しょせん、子の宝には及ばないというので、長歌の実事を詠んだのに対して、この方は綜括そうかつ的に詠んだ。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
俗人の勅任官を総轄そうかつして居る者はシャッベー(総理大臣)でこれも四人である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)