“巳年”の読み方と例文
読み方割合
みどし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承応(しょうおう)二巳年(みどし)八月十一日の黄昏(ゆうぐれ)のことであった。与右衛門(よえもん)夫婦は畑から帰っていた。二人はその日朝から曳(ひ)いていた豆を数多(たくさん)背負っていた。
累物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
天保(てんぽう)四年は癸(みずのと)巳年(みどし)で、その夏四月の出来事である。水戸(みと)在城(ざいじょう)の水戸侯(みとこう)から領内一般の住民に対して、次のやうな触渡(ふれわた)しがあつた。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「つがもねえ。急という字があって、その下に巳年(みどし)の男、二十一歳と書いてあったじゃござんせんか。それがいったいどうしたというんですかよ」