“巳之”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みの80.0%
みゆき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
默つて聞いて居りや何だとえ、巳之みのさんは泥棒や人殺しをするから、別れろツて、——馬鹿も休み/\お言ひよ、泥棒や人殺しはお前の方ぢやないか。
若者頭の巳之みのさんが煙管きせるをくわえたまま言った。兵さんは実際強かった。
あまり者 (新字新仮名) / 徳永直(著)
喰うがどうした、おめえの阿魔あはもっとげんがだあ、中堀の巳之みゆきちゃんことくっついてるだぞ。知ってんか、おんだらちゃんと見ているんだ、いつも夜になんと粗朶置場の中で一緒に寝てるだ、——おんだらへいの穴から見てただ
お繁 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)