“聞違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゝちが50.0%
ききちがい16.7%
ききちがひ16.7%
きゝちがひ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急ぎしゆゑ少しも早くと思ふねんより八ツを七ツと聞違きゝちがへて我をおこくれしならんまだか/\に夜は明まじさて蝋燭らふそくなくならばこまつたものと立止り灯影ほかげに中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「お糸さんが電話口ヘ出ました。」と執次とりつぎの者が云ふ。をかしいと思つて、自分で話して見ると、羽田に居ると云ふのは何かの聞違ききちがひで、やはりあの内に居るんだと云ふことだ。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
「さうかな。それ聞違きゝちがひだらう。もう一文も取るのはない」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)