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盎
ふりがな文庫
“盎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さら
50.0%
おう
25.0%
かめ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さら
(逆引き)
売茶翁
(
ちやをうるおきな
)
に問ば、これは
山蔭
(
やまかげ
)
の谷にあるなり、めしたまはゞすゝめんといふ。さらばとて
乞
(
こ
)
ひければ
翁
(
おきな
)
菜刀
(
なきりはうてう
)
を
把
(
とり
)
、
盎
(
さら
)
のなかへさら/\と
音
(
おと
)
して
削
(
けづ
)
りいれ、豆の
粉
(
こ
)
をかけていだせり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盎(さら)の例文をもっと
(2作品)
見る
おう
(逆引き)
翌朝馳走を備えた所へ果して八道人来り、飲食しおわるを俟ってまず上座の頭を打ち隅へ駆り入れると、たちまち変じて金銭一
盎
(
おう
)
と成った。跡の
奴原
(
やつばら
)
も次第に駆り入れて金銭八盎が出来た。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
盎(おう)の例文をもっと
(1作品)
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かめ
(逆引き)
「その晩、夢のように、ある人が私をつかまえて
盎
(
かめ
)
の中へ入れたと思いましたが、
醒
(
さ
)
めてみると血が衾に赤黒くついていたのです。それっきり怪しいことはなくなったのです。」
五通
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
盎(かめ)の例文をもっと
(1作品)
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盎
部首:⽫
10画
“盎”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
蒲 松齢
南方熊楠