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風致
ふりがな文庫
“風致”の読み方と例文
読み方
割合
ふうち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうち
(逆引き)
貞時は
風致
(
ふうち
)
よろしき庭をひとまわり眺めやった。
凡
(
すべ
)
てが主人の好みが出ていて、その好みは
築庭
(
ちくてい
)
の
奥
(
おう
)
をきわめているようであった。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
ここはむかしから、都人の
行楽地
(
こうらくち
)
として有名である。戦争末期から戦後にかけては荒れていたが、いまは
風致
(
ふうち
)
も整って、小綺麗になっている。
犬の生活
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
と、霜枯れた
風致
(
ふうち
)
の中に、同じ人生の暖かさ懐かしさを、
沁々
(
しみじみ
)
いとしんで咏むのであった。この同じ自然観が、芭蕉にあっては大いに異なり
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
風致(ふうち)の例文をもっと
(19作品)
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“風致”の意味
《名詞》
風 致(ふうち)
趣き、あじわいのある景観。または趣き、あじわいそのもののこと。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
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