“オウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おう
語句割合
OH25.0%
意宇25.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「実に弱った。ほかのことならかまわんが、身体のことだけはどうにも俺には堪えられん。OHオウ! 早く見てくれ、服用後何時間内に発熱すると書いてあるか?」
葛根湯 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「そいつは困った、なぜ君は、そういう重大なことを俺に前もって言ってくれなかったんだ! 発熱して眩暈がする? OHオウ! 聞いただけでも堪え切れん! これは弱った!」
葛根湯 (新字新仮名) / 橘外男(著)
風土記などにも夙く、出雲意宇オウ郡に詔門ノリト社の名が見えてゐる。其機能は知れぬが、速魂社と並んで居る処を見ると、呪言の闘争判断方面の力を崇めたのではなからうか。
マガレルハ牛ノカシラトシ、ソウナルハ牛ノ脚トシ、横ナルハ牛ノクビトシ、転ズルハ牛ノ背トシ、ホウナルハ牛ノ腹トシ、立テルハ牛ノツノトシ、オウ(胸ノ綱)シュウ(尾ノ綱)備ワリ、軸、双、エン(ながえ)ヲ仰グ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『大和本草』にはまた紅オウ草が蛮種として出ていて「六七月ニ黄花ヲ開ク或曰サンハ丁子ハ此千葉ナリト云花色紅黄二種アリ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)