おう)” の例文
食堂は二十間に八間の長方形にて周囲は紅葉流もみじながしの幔幕まんまくを張詰め、天井には牡丹形のこうおう白色はくしょく常盤ときわの緑を点綴てんてつす。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
サルオガセがぶら下ったり、山葡萄やまぶどうからんだり、それ自身じしん針葉樹林の小模型しょうもけいとも見らるゝ、りょくかつおう、さま/″\の蘚苔こけをふわりとまとうて居るのもある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ホシはえての五おう、強情で素ばしッこく、悪くゆけばドン底まで落ちてこうし、好くゆけば位人臣をきわめるほどでないまでも、ウンと幸運にのして栄える生れ性だそうだが——ただ
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「六十八でございます。五おうとらで」