“黄土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうど46.2%
こうど23.1%
わうど15.4%
はに7.7%
はにふ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用いられた顔料は朱土しゅど白緑びゃくろく黄土おうど胡粉ごふん等。古き仏画には金をも用いたようである。紙地には黄土を引くのを通則とする。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
そこはまだ道路が完成していないので、満洲特有の黄土こうどが、見るうちに靴の先から洋袴ズボンひざの上まで細かに積もった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
べにがらと黄土わうどを塗りて手軽くも楊貴妃とする支那の人形
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
解衣ときぎぬの恋ひ乱れつつ浮沙うきまなご浮きても吾はありわたるかも」(巻十一・二五〇四)、「白細砂しらまなご三津の黄土はにふの色にいでて云はなくのみぞ我が恋ふらくは」(同・二七二五)等の中には、「浮沙」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)