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黄土
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こうど
ふりがな文庫
“
黄土
(
こうど
)” の例文
そこはまだ道路が完成していないので、満洲特有の
黄土
(
こうど
)
が、見るうちに靴の先から
洋袴
(
ズボン
)
の
膝
(
ひざ
)
の上まで細かに積もった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
東台の桜、亀井戸の藤は
黄土
(
こうど
)
の
(
ママ
)
ために身を汚し天使の形に悪鬼の霊を注入せし妖怪物の特有なるか、
誰
(
たれ
)
がために富嶽は年々荘厳なる白冠を戴くや、誰がために富士川の銀線はその麓を縫うや
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
この広い
黄土
(
こうど
)
と黄河の流れであった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“黄土”の意味
《名詞》
風によって堆積した淡い黄色または黄色味がかった灰色の微細な砂や粘土。レス。
酸化鉄の粉。オーカー。
(出典:Wiktionary)
“黄土”の解説
黄土とは、黄色みの強い土のことである。専門用語としては2つの用法がある。
「きづち」「きつち」と読んで、和建築、左官、日本美術などで用いる、黄味を帯びた土の一種。
de: Löss、en: loess の訳語。「おうど」または「こうど」と読む。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“黄”で始まる語句
黄昏
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黄八丈