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平民
ふりがな文庫
“平民”の読み方と例文
読み方
割合
へいみん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいみん
(逆引き)
「いや、わたしはごめんだね。
役人
(
やくにん
)
にはなりたくないし、
役人
(
やくにん
)
で
出世
(
しゅっせ
)
したいなど、一どもかんがえたことはない。わたしは
平民
(
へいみん
)
、ただの
国民
(
こくみん
)
でいいのだ。」
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
平民
(
へいみん
)
かと
問
(
と
)
へば
何
(
ど
)
うござんしようかと
答
(
こた
)
ふ、そんなら
華族
(
くわぞく
)
と
笑
(
わら
)
ひながら
聞
(
き
)
くに、まあ
左樣
(
さう
)
おもふて
居
(
ゐ
)
て
下
(
くだ
)
され、お
華族
(
くわぞく
)
の
姫樣
(
ひいさま
)
が
手
(
て
)
づからのお
酌
(
しやく
)
、かたじけなく
御受
(
おう
)
けなされとて
波々
(
なみ/\
)
とつぐに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
臺所
(
だいどころ
)
から
縁側
(
えんがは
)
に
出
(
で
)
て
仰山
(
ぎやうさん
)
に
覗
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
む
細君
(
さいくん
)
を「これ
平民
(
へいみん
)
の
子
(
こ
)
はそれだから
困
(
こま
)
る……
食
(
た
)
べものではないよ。」とたしなめて「
何
(
ど
)
うだい。」と、
裸體
(
らたい
)
の
音曲師
(
おんぎよくし
)
、
歌劇
(
オペラ
)
の
唄
(
うた
)
ひ
子
(
こ
)
と
言
(
い
)
ふのを
振
(
ふ
)
つて
見
(
み
)
せて
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
平民(へいみん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“平民”の意味
《名詞》
平 民(へいみん)
官位・爵位などを持たない普通の人民。
明治2年に設定された身分制度で、士族の下の者。
古代ローマにおける社会階級プレブスに対する定訳。
(出典:Wiktionary)
“平民”の解説
平民(へいみん)は、官位や爵位を持たない普通(一般)の人民、市民のこと。貴族と対比されることが多い。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
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