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おゝ
ふりがな文庫
“おゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蔽
28.6%
大
14.3%
覆
14.3%
応
14.3%
掩
14.3%
終
14.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔽
(逆引き)
そう云うと夫人は、厠の床に惜しげもなく両手をついて、ゆたかな黒髪に
蔽
(
おゝ
)
われた高貴な
頭
(
つむり
)
を心から青年の前に下げた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おゝ(蔽)の例文をもっと
(2作品)
見る
大
(逆引き)
目藥
(
めぐすり
)
の
瓶
(
びん
)
が
歩
(
ある
)
くやうであらうと
誹
(
をと
)
すに、
馬鹿
(
ばか
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
い
)
らあ、それまでには
己
(
おい
)
らだつて
大
(
おゝ
)
きく
成
(
な
)
るさ、
此樣
(
こん
)
な
小
(
ちい
)
つぽけでは
居
(
い
)
ないと
威張
(
ゐば
)
るに、
夫
(
そ
)
れではまだ
何時
(
いつ
)
の
事
(
こと
)
だか
知
(
し
)
れはしない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此
(
この
)
美登利
(
みどり
)
さんは
何
(
なに
)
を
遊
(
あそ
)
んで
居
(
ゐ
)
る、
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
るに
表
(
おもて
)
へ
出
(
で
)
ての
惡戯
(
いたづら
)
は
成
(
な
)
りませぬ、
又
(
また
)
此間
(
このあひだ
)
のやうに
風引
(
かぜひ
)
かうぞと
呼立
(
よびた
)
てられるに、はい
今
(
いま
)
行
(
ゆき
)
ますと
大
(
おゝ
)
きく
言
(
い
)
ひて、
其聲
(
そのこゑ
)
信如
(
しんによ
)
に
聞
(
きこ
)
えしを
耻
(
はづ
)
かしく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
おゝ(大)の例文をもっと
(1作品)
見る
覆
(逆引き)
ちょうど後世のお
高祖頭巾
(
こそずきん
)
のように首の全部を
覆
(
おゝ
)
い隠して、肩の上まで垂れているので、顔はこゝからは分らないけれども、しょんぼり
彳
(
たゝず
)
んで空の方を仰いでいるのは
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
抱かれながら
仰向
(
あおむ
)
いて見たが、残念なことには部屋が暗いのと、額から垂れたゆたかな髪が輪郭を
覆
(
おゝ
)
い隠しているので、
厨子
(
ずし
)
の中にある
御佛
(
みほとけ
)
を拝むようで、心ゆくまで見きわめたことはなかった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おゝ(覆)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
応
(逆引き)
四方
(
あたり
)
を見廻はしながら
森厳
(
かう/″\
)
しき玄関前にさしかゝり、
御頼申
(
おたのまを
)
すと二三度いへば鼠衣の
青黛頭
(
せいたいあたま
)
、可愛らしき小坊主の、
応
(
おゝ
)
と答へて障子引き開けしが、応接に慣れたるものの眼
捷
(
ばや
)
く人を見て
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
おゝ(応)の例文をもっと
(1作品)
見る
掩
(逆引き)
代助は、
百合
(
ゆり
)
の
花
(
はな
)
を
眺
(
なが
)
めながら、部屋を
掩
(
おゝ
)
ふ強い
香
(
か
)
の
中
(
なか
)
に、
残
(
のこ
)
りなく自己を
放擲
(
ほうてき
)
した。彼は
此
(
この
)
嗅覚の刺激のうちに、
三千代
(
みちよ
)
の過去を
分明
(
ふんみよう
)
に認めた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
おゝ(掩)の例文をもっと
(1作品)
見る
終
(逆引き)
首尾よくし
終
(
おゝ
)
せてくれたら、大将の首を五つ六つ取ったよりも大きな手柄であると思うぞ、これこそ無二の忠義であるぞ
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おゝ(終)の例文をもっと
(1作品)
見る
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おほ
おお
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オホ
おほひ
かく
おい
かぶ
おおわ
おは