トップ
>
小櫛
ふりがな文庫
“小櫛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
をぐし
61.5%
おぐし
38.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をぐし
(逆引き)
夕ぐれの玉の
小櫛
(
をぐし
)
のほそき歯に秋のこゑ立ておちにける髪
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
あやまちて
小櫛
(
をぐし
)
ながしゝ水なればくぐるは君が花垣なれば
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
小櫛(をぐし)の例文をもっと
(8作品)
見る
おぐし
(逆引き)
黄楊
(
つげ
)
の
小櫛
(
おぐし
)
という単語さえもがわれわれの
情緒
(
じょうしょ
)
を動かすにどれだけ強い力があるか。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「夜ははやあけたよ。忍藻はとくに起きつろうに、まだ声をも
出
(
い
)
ださぬは」
訝
(
いぶか
)
りながら床をはなれて忍藻の母は身繕いし、手早く口を
漱
(
そそ
)
いて顔をあらい、
黄楊
(
つげ
)
の
小櫛
(
おぐし
)
でしばらく髪をくしけずり
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
小櫛(おぐし)の例文をもっと
(5作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小櫛”のふりがなが多い著者
島崎藤村
竹久夢二
与謝野晶子
紫式部
吉川英治
石川啄木
永井荷風