“おきで”の漢字の書き方と例文
語句割合
起出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心身ともに生気に充ちていたのであったから、毎日〻〻の朝を、まだ薄靄うすもやが村の田のくろこずえめているほどのはやさに起出おきでて、そして九時か九時半かという頃までには
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
明る十七日の朝、龍介が起出おきでたのはまだ暗い内のことであった。
黒襟飾組の魔手 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)