-
トップ
>
-
眞平御免
読み方 | 割合 |
まっぴらごめん | 50.0% |
まつぴらごめん | 50.0% |
ピータ ほい、
眞平御免なれぢゃ。
足下は
唄方であったものを。
乃公が
代って
言はう。そも/\「
音樂の
銀の
調」と
謂っぱ、はて、とかく
樂人は金貨には
能うありつかぬからぢゃ。
取て
引擔ぎ
斗筋打せ
投付るに今一人も
張倒し
蹴返し
乍に
發打白眼汝等二人は晝日中追落しする不屆者
直樣捕へ宿場へ連れ立ち御法通りにして呉ん首は入らぬか
蠢蟲めと罵りければ惡徒共此勢に恐れけん
尻込して只
眞平御免と
詫るにぞ夫なら今日は
赦して呉んと
言捨て是は