“眞平御免”のいろいろな読み方と例文
新字:真平御免
読み方割合
まっぴらごめん50.0%
まつぴらごめん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピータ ほい、眞平御免まっぴらごめんなれぢゃ。足下おぬし唄方うたかたであったものを。乃公おれかはってはう。そも/\「音樂おんがくぎん調しらべ」とっぱ、はて、とかく樂人がくじんは金貨にはうありつかぬからぢゃ。
取て引擔ひきかつ斗筋打もんどりうた投付なげつけるに今一人も張倒はりたふ蹴返けかへながら發打はつたと白眼にらみ汝等二人は晝日中追落しする不屆者直樣すぐさま捕へ宿場へ連れ立ち御法通りにして呉ん首は入らぬか蠢蟲うじむしめと罵りければ惡徒共此勢に恐れけん尻込しりごみして只眞平御免まつぴらごめんわびるにぞ夫なら今日はゆるして呉んと言捨いひすてて是は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)