“尽力”の読み方と例文
旧字:盡力
読み方割合
じんりょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが幸いにして郷里の肥下ひげ、伊藤、渡辺等の諸氏が非常に尽力じんりょくされて、五、六名でもって三百円の金を送ってくれたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そのゆうべ妾はついに藤井夫婦に打ち明けて東上の理由を語りぬ。さいは深く同情を寄せくれたり、藤井も共に尽力じんりょくせんと誓いぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
これほどよわり、いたわられている彼女が、ふたたび教職にもどれたのは、かげに早苗さなえ尽力じんりょくがあったのだ。早苗はいま、みさきの本村の母校にいた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)