“高免”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうめん33.3%
こうめん33.3%
コウメン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いささ所思しよしして拙答に代ふ。高免かうめんかうむらば幸甚かうじんなり。
娼婦美と冒険 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし保吉の心の中には道化どうけの服を着たラスコルニコフが一人、七八年たった今日こんにちもぬかるみの往来へひざまずいたまま、ひらに諸君の高免こうめんを請いたいと思っているのである。………
文章 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
主として災害を蒙りたるは北岸にては高免コウメン、白濱、南岸にては野尻、持木、湯之、古里、の諸部落なりしが、今回の變災は西々北より東々南の方向に走れる弱線に沿ひ暴威を振ひたるものの如く
桜島噴火の概況 (旧字旧仮名) / 石川成章(著)