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免
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の
ふりがな文庫
“
免
(
の
)” の例文
砂
(
すな
)
すべりの
谷
(
たに
)
、
一名
(
いちめい
)
を
死
(
し
)
の
谷
(
たに
)
と
呼
(
よ
)
ばるゝ
程
(
ほど
)
で、
一度
(
いちど
)
此
(
この
)
穴
(
あな
)
の
中
(
なか
)
へ
陷落
(
かんらく
)
したるものは、
到底
(
とうてい
)
免
(
の
)
がれ
出
(
で
)
る
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ないのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
言葉が順当に運ばれて、作歌感情の極めて素直にあらわれた歌であるが、さればといって平板に失したものでなく、
捉
(
とら
)
うべきところは決して
免
(
の
)
がしてはいない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
さきにわがため命を
棄
(
すて
)
し、
阿駒
(
おこま
)
が
赤心
(
まごころ
)
通じけん、
鈍
(
おぞ
)
くも爾釣り寄せられて、罠に落ちしも
免
(
の
)
がれぬ天命。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
狙
(
ね
)
らった上は決して
免
(
の
)
がさぬ。光代との関係は確かに見た。わが物顔のその
面
(
つら
)
を
蹂
(
ふ
)
み
躙
(
にじ
)
るのは朝飯前だ。おれを知らんか。おれを知らんか。はははははさすがは学者の
迂濶
(
うかつ
)
だ。馬鹿な奴。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
禍
(
わざは
)
ひの神といふ者もしあらば、
正
(
まさ
)
しく我身さそはれしなり、此時の心何を思ひけん、
善
(
よし
)
とも知らず
悪
(
あ
)
しとも知らず、唯懐かしの念に迫まられて身は前後無差別に、
免
(
の
)
がれ
出
(
いで
)
しなり薄井の家を。
雪の日
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“免”の解説
免(めん)とは免合/免相(めんあい)とも呼ばれ、江戸時代における石高に対する貢租の割合を指す。
(出典:Wikipedia)
免
常用漢字
中学
部首:⼉
8画
“免”を含む語句
御免
赦免
放免
御免蒙
真平御免
御赦免
御宥免
高免
免許
罷免
免状
免職
赦免状
新免武蔵
眞平御免
免倒
免除
解免
差免
御免成
...