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審判
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しんぱん
ふりがな文庫
“
審判
(
しんぱん
)” の例文
それぞれいろいろの
理屈
(
りくつ
)
を考えだして自説を主張しましたが、だれも、いずれが正しいか、
審判
(
しんぱん
)
をあたえるものはありませんでした。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
どっちも
引
(
ひ
)
かずに
争
(
あらそ
)
っていたが、
審判
(
しんぱん
)
の
公平
(
こうへい
)
と、
他藩
(
たはん
)
の
輿論
(
よろん
)
には勝てない。で、とうとう
石見守
(
いわみのかみ
)
も
我
(
が
)
を折った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらにこの夜空のところどころにときどき大地の底から発せられるような
奇矯
(
ききょう
)
な質を帯びた
閃光
(
せんこう
)
がひらめいて、
琴
(
こと
)
のかえ手のように
幽毅
(
ゆうき
)
に、世の果ての
審判
(
しんぱん
)
のように深刻に
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
モンクスは緑のパンツ、
富田
(
とみた
)
六
段
(
だん
)
は
洗
(
あら
)
い清めた
柔道着
(
じゅうどうぎ
)
に
黒帯姿
(
くろおびすがた
)
、
審判
(
しんぱん
)
のアメリカ人がモンクスのグラブを富田六段にさわらして、グラブの中になんにもはいっていないことをしめす。
柔道と拳闘の転がり試合
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
「
年
(
とし
)
ちゃん、
君
(
きみ
)
審判
(
しんぱん
)
になっておくれよ。」と、
伸
(
しん
)
ちゃんが、いいました。
仲よしがけんかした話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
すると、すぐに
審判
(
しんぱん
)
の
床几
(
しょうぎ
)
にいた
鐘巻一火
(
かねまきいっか
)
の口から
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“審判”の意味
《名詞》
審 判(しんぱん)
物事の正誤、善悪、優劣などを決めること。
(法廷)事件や物事を、調査して裁決をすること。
(スポーツ)規定に従い判定をすること。また、それを行う人。審判員。
(キリスト教)終末の日に行われる裁き。最後の審判。
(出典:Wiktionary)
審
常用漢字
中学
部首:⼧
15画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“審判”で始まる語句
審判官
審判者
審判人
審判係
審判官殿