“海賊島”の読み方と例文
読み方割合
かいぞくたう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(この)潮流(てうりう)の指(さ)して行(ゆ)く、亞弗利加(アフリカ)の沿岸(えんがん)及(およ)び南太平洋(みなみたいへいやう)邊(へん)には、隨分(ずいぶん)危險(きけん)な所(ところ)が澤山(たくさん)ある、却(かへつ)て食人國(しよくじんこく)とか、海賊島(かいぞくたう)の方(ほう)へでも押流(おしなが)されて行(い)つたら、夫(それ)こそ大變(たいへん)! 然(しか)し
大佐(たいさ)の語(かた)る處(ところ)によると、海賊島(かいぞくたう)云々(うんぬん)の風聞(ふうぶん)も實際(じつさい)の事(こと)で、其(その)海賊(かいぞく)仲間(なかま)と或(ある)強國(きようこく)との間(あひだ)に、一種(いつしゆ)の密約(みつやく)の存(そん)して居(を)る事(こと)も、海事(かいじ)に審(くわ)しき船員(せんゐん)社會(しやくわい)には、殆(ほとん)ど公然(こうぜん)の秘密(ひみつ)となつて居(を)る由(よし)。
世(よ)の人(ひと)は夢(ゆめ)にも知(し)らない海賊島(かいぞくたう)といふのがある相(さう)だ、無論(むろん)世界地圖(せかいちづ)には見(み)る事(こと)の出來(でき)ぬ孤島(こたう)であるが、其處(そこ)には獰猛(どうまう)鬼神(きじん)を欺(あざむ)く數百(すうひやく)の海賊(かいぞく)が一團體(いちだんたい)をなして、迅速(じんそく)堅固(けんご)なる七艘(さう)の海賊船(かいぞくせん)を浮(うか)べて