“海賊橋”の読み方と例文
読み方割合
かいぞくばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元日の晝下り、八丁堀町御組屋敷の年始廻りをした錢形平次と子分の八五郎は、海賊橋かいぞくばしを渡つて、青物町へ入らうと言ふところでヒヨイと立止りました。
日本橋蠣殻町、海賊橋かいぞくばしぎわの佐原屋の近くで、宵の口からウソウソと動きまわるただならぬ人のけはいがあった。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
元日の昼下り、八丁堀町御組屋敷の年始廻りをした銭形平次と子分の八五郎は、海賊橋かいぞくばしを渡って、青物町へ入ろうというところでヒョイと立止りました。