“御後”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
みあと	50.0%
おあと	33.3%
おんあと	16.7%

みあと

その間に彦四郎は御旗を肩にし、既にお堂よりご発足あそばされた、宮家の御後（みあと）を一散に追った。

あさひの鎧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

おあと

越（こえ）宵（よひ）に鈴（すゞ）ヶ森迄（もりまで）參（まゐ）りしが切（せめ）て父彦兵衞の骨（ほね）なりとも拾はんと存じ尋（たづね）たれども更に知れ申さず然る處へ各々方（おの／＼がた）通（とほ）り掛り給ひ彦兵衞が噂（うはさ）致（いた）されし故（ゆゑ）不思議（ふしぎ）に思ひ直（すぐ）に鈴ヶ森を出て御後（おあと）を

大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)

おんあと

なにとぞそこよりお落ちあそばしませ！　ただし御跡（おんあと）に残りとどまって戦う兵なくば、敵審（いぶ）かしみ、御後（おんあと）追いかけ申すべし。

あさひの鎧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

御	常用漢字 中学 部首:⼻ 12画
後	常用漢字 小２ 部首:⼻ 9画