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審
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くは
ふりがな文庫
“
審
(
くは
)” の例文
尤
(
もつと
)
も丑松の目に触れたは、式の始まるといふ前、
審
(
くは
)
しく読む暇も無かつたから、
其儘
(
そのまゝ
)
懐中
(
ふところ
)
へ押込んで来たのであつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『あの演説の筆記を見たら、猪子先生の書いたものを読んで見たくなつた。まあ君は
審
(
くは
)
しいと思ふから、其で聞くんだが、あの先生の著述では何が一番傑作と言はれるのかね。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
平素
(
ふだん
)
は其程注意を引かないやうな物まで一々の印象が強く
審
(
くは
)
しく眼に映つて見えたり、あるときは又、物の
輪郭
(
かたち
)
すら
朦朧
(
もうろう
)
として何もかも同じやうにぐら/\動いて見えたりする。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
審
常用漢字
中学
部首:⼧
15画
“審”を含む語句
不審
審判官
審判
審判者
審問
審配
御不審
不審気
不審氣
不審牢
審美的
不審紙
審議
審判人
不審顔
予審判事
審美眼
審言
審食其
陪審官等
...