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審
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つぶさ
ふりがな文庫
“
審
(
つぶさ
)” の例文
其方どものうちにも、過日の件を目撃した者があるとのことだが、この佐々木小次郎もまた、当日の立会人として、親しくあの試合には双方の実情を
審
(
つぶさ
)
に検分いたしておる。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひどい目に
遭
(
あ
)
っていたところを、佐々木小次郎に助けられ、その小次郎が、
此家
(
ここ
)
へ案内しろといってきかないので、閉口したが、とうとう
体
(
てい
)
よくいって、別れて来た——ということを
審
(
つぶさ
)
に
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「どうせ、今宵かぎり、この国の人とも山河とも
訣別
(
わかれ
)
てゆくおまえだから、知らないものならいうまいと思ったが、気づいたからは
審
(
つぶさ
)
に話そう。あの灯はた、お
那珂
(
なか
)
さんが、糸仲買の専右衛門に、嫁に
娶
(
もら
)
われてゆく仰山な明りだよ」
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
審
常用漢字
中学
部首:⼧
15画
“審”を含む語句
不審
審判官
審判
審判者
審問
審配
御不審
不審気
不審氣
不審牢
審美的
不審紙
審議
審判人
不審顔
予審判事
審美眼
審言
審食其
陪審官等
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